
ハロウィンの衣裳って年々クオリティーが高くなってきていますよね。
渋谷なんて驚くほどいろいろなコスプレをした人がたくさんいます。
ハロウィンって元々カボチャで作ったジャックオーランタンを子供達が被って、「トリックアトリート(お菓子をくれなきゃ悪さをするぞ~)」ってやつですよね。
ハロウィンの起源は、キリスト教の「万聖節」の前夜祭、日本でいうところのお盆みたいな感じでしょうか。この日に死者の魂がこの世に戻ってくる、という日。
それで何で仮装するのか、っていうのも意味があります。
ハロウィンで、死者の魂が戻ってくる時に悪霊とか魔物が一緒にやってきて、生きている人をあの世に連れていこうとする、そうさせないために、同じような悪霊やお化けの格好をして、仲間だと思わせる、って意味のようです。
ようするに仮装は魔除けの意味があるそうですよ。
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これはNG!違法になるハロウィン衣裳って?
ただ、ハロウィンのコスプレって年々過激になっています。
アニメキャラクターのコスプレが多いですけど、特に露出が激しいのが多い気がして。
私的にはそれを見るのも楽しみでいいんですけど、実はハロウィンのコスプレもしくは衣裳、何でもOKってわけじゃないんです。
やっちゃいけないコスプレがあるんですよ。
「もしかして著作権の関係?」と思う人もいるかもしれませんが、そこではないんです。
著作権の関係なら、かなり多くの人が違反してますからね。
コスプレ販売はNG
実は、キャラクターのコスプレ自体はOK。ただ、個人的に楽しむために作るのはOKであって、それを大量に作って販売しちゃだめです。
例えば今流行りのメルカリで「ハロウィンの衣裳、孫悟空、マリオ&ルイージ大量にあります」なんて売り出したら、NGです。
また、これ以外にも違法になってしまう衣裳があります。
警察官のコスプレはNG
そのひとつが警察官や海上自衛隊とかの制服です。これは軽犯罪法に抵触します。
それはそうですよね。資格がないのに警察のフリをしていることになっちゃいますもんね。
法律でも、「資格がないものが法令で定められた制服や勲章を模して着る」のがダメ、となっています。
ただ、警察官を模しても、明らかに本物とは違う衣裳、コスプレであるとわかるものならOKのようです。
実際、渋谷などのハロウィンではSWATや囚人のコスプレをしている方をたくさん見かけます。
よりリアルな警察官にコスプレしよう、なんて考えていると、本物の警察官に捕まっちゃいますので要注意。
「じゃあ、両津勘吉(こち亀)のコスプレは?」と思うかもしれません。
これは衣装だけなら間違いなくNG、ただ、眉毛を太くしてつなげたり、下駄を履いたりしていれば、明らかに両津勘吉のコスプレに見えるのでギリギリセーフかと。うーん、でもグレーゾーンなのかもしれませんね。
露出度が高すぎるコスプレもNG
男性目線で見れば嬉しいはずの、露出の高いコスプレ。これも実はNGとなる場合があります。
女性なら胸や下半身を露出したら当然ダメですが、市街地での水着姿もNGになります。
ですので、水着に近いくらいの露出も注意されてしまう可能性もあります。
刀を持つキャラクターも要注意
アニメには刀をもったキャラクターも多いですよね。
よりリアルにコスプレするなら、持っている刀も本物そっくりにしたいもの。
だけどこれも模造刀として銃刀法違反になる可能性があります。
同じように、金属製の銃(弾はでない)も同じ理由で違法になりますね。
形がそっくりでも、色がまるっきり違う、明らかに手作り感満載ならOK かもしれません。
有名人のコスプレは名誉棄損にならないように
コスプレも多様化してますが、中にはその年に活躍したスポーツ選手とか、話題になった政治家・芸能人のものまね・コスプレをする方も出てきています。
これもコスプレ衣装だけならアニメキャラと一緒で基本的にOK。
だけど、その衣装を着てその人の名誉を著しく傷つけるものは、名誉棄損で訴えられることもありますからほどほどにしましょう。
サイズが巨大すぎるコスプレもNGの可能性
あとは、ガンダムとか進撃の巨人とか、大きな衣裳を身にまとう人もハロウィンではみかけるようになりました。
だけど、巨大コスプレも通行の妨げになる恐れがあるほどのサイズだと違法になっちゃうこともあります。
まぁ、ハロウィンは無関係、って人からすればハロウィンの行列自体が通行の妨げになっちゃうんですけどね。でもそこは警察も協力して交通規制までされているイベントなので大目に見てもらいましょう。
以上、ハロウィンのコスプレで違法になる可能性がありそうなポイントについてでした。
これに該当しない範囲で、周りの目を引く、目立つコスプレに挑戦してみましょう!
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